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高市早苗首相誕生により農業はどーなるの

  • hatadesu88
  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分

あっという間に11月ですね。


首相も農水大臣も変わり世の中が確実に変化しています。そんな中、農業はどーなるのか。そんな話をしてみます。あくまで僕の見解ですよ?鵜呑みにはしないでください笑


まして、ドンドン新米も出てきています。精米価格では、kg/1000円くらいが相場のような気がします。


肝心なタイトルの話に戻しますね。


個人的にですが、高市さんからは「これ!」と言った農業政策は思いつかないというか言ってないような気がするんですね。高市さんより新農水大臣である鈴木さんの方が注目を集めてるような気がします。餅屋は餅屋ってことですかね笑


そんな高市さんですが、「食料自給率を100%」にすると言っていました。気になる方はYouTubeみてください。

これ。噂の乾田直播。で水一才入れてないんです。若干、穂が短いですよね。
これ。噂の乾田直播。で水一才入れてないんです。若干、穂が短いですよね。

確かにおっしゃることはわかるのですが、ホントに「100%がいいのか」ってことです。別の見方からすると、他国から安価な物を輸入するのは外交上大事な役割です。


また、農地を手で耕すわけにはいきません。農機具が必要で、それを動かすには燃料が必要。そのほとんどは輸入です。仮に電動化が進んでも、バッテリーのリチウムや機械部品の原材料も輸入頼み。火力・原子力発電の燃料もほぼ輸入です。自然エネルギーだけで賄えば、電気代は跳ね上がるでしょう。


つまり、グローバルのサプライチェーンから完全に脱退するのは現実的ではないということです。


ロシアや中国のような大陸国家に依存するのは危険ですが、カナダやオーストラリアのように政情がある程度安定した民主主義国家と良好な関係を保ち、彼らの安価な農作物を輸入することは外交的にも重要です。


そもそも、日本は北海道を除けば農地が狭い。自給率を無理に上げれば、食品コストが上がって生活を圧迫する可能性もあります。「上げること=良いこと」と単純に思い込むのは危ういと僕は考えています。


そして、戦争などの有事になると「食料自給率を上げろ勢」が一気に活発になりますが、そこはバランスが大事かなと。


むしろ日本には「フードロス」や「過剰生産による廃棄」といった別の課題もあります。自給率を高めるだけでは、輸出が進まなければ大量廃棄につながるリスクもある。しかも、日本の農産物が海外で価格競争力を持つとは言い難いのが現実です。


一方で、海外産の穀物や牛肉はどんどん値上がりしています。原因はまず原油高。燃料費・輸送費の上昇が穀物価格に反映し、それを飼料とする畜産物も連鎖的に値上がり。牛タンは5倍になったとも言われ、中国が高値で買うために日本が“買い負け”することもあるそうです。結果、仙台の牛タンも吉野家の牛丼も値上がり。和牛と大差ない価格になる日も近いかもしれません。


しかし、もちろん希望もあります。日本の最大の資源は「水」です。水資源が豊富な日本では、輸送コストや品質面でも国産穀物が有利になり、結果として自然と自給率が上がる可能性もある。これは「政策」ではなく、「市場原理」による変化なのかもしれません。


政治の変化を横目に見ながらも、僕ら現場がどんな一手を打つかが試されていると思います。


ベッタリ潰れた稲もありましたとさ
ベッタリ潰れた稲もありましたとさ

僕は増産一択の考えです。これからは生産調整ではなく「出口」つまり売り先で調整していかなければいけないかもですね。そしたら、自社で売れる飲食店作ったら、理論上いくらでも増産していいってことになるんだなあ〜

 
 
 

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