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水ってスゴいけど水に頼りすぎてはダメだと僕は思うって話

  • hatadesu88
  • 8月16日
  • 読了時間: 3分

お盆休みも終盤ですね。あっという間に8月も中盤戦です。しかもブログ投稿も1ヶ月振りですね笑


そんな中、ニュースでも話題になっていました「水不足」ですが、冗談抜きで水不足でした。「水を求めて三千里」の状態です。

茶色の部分が枯れてる様子です。
茶色の部分が枯れてる様子です。

水稲の枯れる姿も初めてみました。なんなら、80年生きてきて「こんな天気初めてだ」と語ってるじいちゃんもいました。


しかしです。毎年、高温で水不足の天候が続くなら、人間界も対応策を練らないといけません。いつまでも天候のせいにはできないとも僕は思っています。


そうすると、理論上では、少量の水でも大丈夫な栽培方法が最適解になるはずなんですね。極論、水を張らずに米が作れる。ってことだと僕は感じてます。今の日本の品種で水を張らずに作るのは至難の業です。天水あればなんとかかんとか作れる感じですが、一才なしは厳しいです。では、どーすれば「水をなるべく使わずに栽培できる」のか。僕は水を入れるタイミングだと思います。


これは入れすぎかもですが、水を走らせた写真ですね。
これは入れすぎかもですが、水を走らせた写真ですね。

このタイミングが難しいんですよね〜だから多くの田んぼでは水を張ってると思うんです。水を張ってればいつでも水を吸うことができます。しかし、そのときは誰でも欲しいので水の奪い合いが起きます。それに勝つために夜中活動する人もいますが持続可能性は低いですよね。個人農家だからできる技です。僕なら絶対やらないです(笑)


では、あなたは何やるの?って話ですよね。

僕は、水を走らせます。溜めないです。その代わり、しっかり尻まで走らせます。これがまた難しい。畑の前と後ろの高低差がないようにしなければいけません。高低差がありましたら、どこかで水の流れが止まります。


この役割果たしてるのが、代掻きって作業ですよね。これまた水を入れて均平等を保ちます。水を使わなければレベラーという作業機で均平にします。


ぶっちゃけ言うとその作業もしたくないですよね〜自分の感覚でやったら終わりが見えないです(笑)だから、こーゆー類をより自動化するべきかなと。


そしたら水入れるのも自動化して欲しいですよね。尻まで走ったら自動的に水入る入り口が閉まるとか。僕が考えてるくらいなので他にも考えてる人がいると思います。


人間の感覚というのは、人それぞれ違いますので水入れるの量もタイミングも違います。これほど厄介なものはないです。だから、水の奪い合いが発生するんです。水が流れてくる方が近い方が水入れやすいの当たり前です。下の方に田んぼがあれば入れづらいのは当たり前です。多くの人が少量しか入れなければ、全員水を走らせることができます。この話は、机上の空論に近いかもですが。。。


タイトルにも書いていますが、高温水不足が当たり前な気候になってくるなら、「水ってスゴいけど水に頼りすぎてはダメ」だと僕は感じています。

穂が出るタイミングも水で変わると僕は感じましたとさ。
穂が出るタイミングも水で変わると僕は感じましたとさ。

ん〜難し!1年1作ってのがまた悔しい。

 
 
 

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