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農業と街づくり

  • hatadesu88
  • 4月9日
  • 読了時間: 3分

僕自身、秋田に戻り早1年が過ぎました。同級生や同い年ぐらいの人が少ないので少し寂しい気持ちも当然あります。僕の知り合いは、9割方県外にいます。若者が出て行きターンしてくれば良いものの帰ってくる人が少ない。これは、どこの地方でも起きてる問題です。同世代と話したときに言われたのが、「たまに来る田舎が好き」とのこと。気持ちはわからなくないです。


そんな僕は、農業で街づくりをしたいとも考えています。


かつて筑波研究学園都市が作られたときに夜の街は全く無かったそう。結果として鬱病が増え自殺者が増えたので急いで夜の街を作ろうという話になったらしいです。


やっぱりそんなもんですよね。夜の街でなくともサードプレイスが欲しくなるものです。端的にいいますと、家庭と職場以外の場所での身の置き場です。

収穫体験のときですね!関東圏もの方もいらっしゃいます。
収穫体験のときですね!関東圏もの方もいらっしゃいます。

職場の環境によっては、がんばったとて仕事で達成感を得られない人もいます。まして退職後は、職場という身の置き場がいきなりなくなってしまう人が大半です。家庭と職場以外に、趣味やボランティア、社会活動に参加できる場所を確保しておくのは大事だと感じています。


そのような点において農業って持ってこいだとも思うんです。だから、なかなかビジネスとしてもやりにくいのもあります。しかし、それはそれです。ビジネス面もあるしそうではない点もあるってことです。


では、どうやって街づくりをしようと考えているのか。僕が考えるのは、最低限の生活インフラに加えて、人々の精神的な支柱も必要ってことです。それでいて、人口減が続く町はそんなところがおざなりにされていることが多いとも感じてます。東京や大阪とか地方都市に行くとわかるんですが、人々の精神的支柱が無限とまではいかないが、限りなくそれに近いです。


だからこそ僕は、農業を通じて人が集まり繋がれる場所をつくりたいと考えています。ただ、そういった憩いの場とビジネスはしっかり分けたいです人々が憩いを求めてくる場所に、利益を追いすぎる空気を僕は持ち込みたくないんです。一方で、農業で生計を立てていくには、収益を生む仕組みも必ず必要です。両方を混ぜると、どっちつかずになってしまう。


利益を生む農業で生活を支えつつ、地域には別の軸で価値を返していく、そんな“二層構造”のようなイメージで街づくりを考えています。


農業は多面的要素がありすぎてごちゃ混ぜになってるケースが多数です。例えば、景観維持や環境保護はわかりやすいかもしれません。これを維持するのも大事ですが、維持するために人材お金は必要です。それをどのように持ってくるか。


これがまた面白いところですよね〜


人口減少は止まらないし少子高齢化の最先端を行く秋田では避けて通れない課題と思います。


農業と街づくり

または

農業で街づくり


地方創生のローカルモデルになるケースも作って行きたいですね。仲間募集してます!!

 
 
 

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