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日本の主食って小麦になりつつありますよね

  • hatadesu88
  • 6月20日
  • 読了時間: 2分

備蓄米の放出や米の高騰など、「米」に関する話題が毎日のように出てきます。そもそも、日本の主食って小麦になりつつありますよね。小麦とまで言わなくても、いまや「ご飯を食べなければいけない」時代ではないのは確かです。


実際、国民の多くは困っていないように感じます。困っているのは、むしろ米を扱う飲食店や業者の方々かなと。僕自身、ご飯を食べなくても、パスタやパン、ラーメンで満足できるならそれで十分だと思っています。飲食店が潤うなら、それはそれで良いことです。


では、なぜ僕が「それでも米を続けたい」と思うのか。それは、日本の気候に水稲がとても合っているからです。小麦や蕎麦を作るよりも、米の方が圧倒的にコスパが良い。なにしろ日本は水が豊富ですし、温暖湿潤な気候も稲作に最適なんです。

水張ってる稲はほんとに綺麗だな〜
水張ってる稲はほんとに綺麗だな〜

反対に、小麦や大豆は乾燥した気候の方が向いています。日本では梅雨と播種や収穫の時期が重なってしまい、病気や収量リスクが高まります。それでも国は、補助金を出して、これらの作物を作らせているのが現状です。


誤解を招く表現なので解釈すると、もちろん「作るのが悪い」と言いたいのではありません。どうせ作るなら、日本の気候でもしっかり育ち、かつ輸入品と競争できるような品種や技術で挑戦してほしい。品種改良に時間かかるのはわかりますが。。。それが現場のモチベーションにもつながると思います。


僕個人は、オーストラリア産やカナダ産の小麦も好きです。国産小麦や大豆を使ったパンって、たしかに高いけれど、味が特別良いわけでもない場合もあります。国産だから素晴らしい、輸入だから悪い、という単純な話ではないはずです。


とはいえ、タイトルにもあるように、「日本の主食は小麦になりつつある」というのは事実であります。それが食の多様性でもあります。


「自国で全て賄うのが最強だ」という考え方も理解できますが、外国から農産物を買うことも外交の1つです。それができなくなる、あるいは買い負けする可能性があるからこそ、「やっぱり自国でも作れる体制を整えておこう」という声が出てくるんですよね。


現場と消費者がもっと近くならないといけないです。おにぎりやパンがあの値段で買える不思議さを体に染みつかせてたいです笑


最後に、水の話をしましたが、遡ると江戸時代の水系体制がスゴいって話にもなるんです。米の話題が絶頂なときにお話させていただきます。

 
 
 

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