小泉農水大臣の米の話について
- hatadesu88
- 5月30日
- 読了時間: 2分
江藤農水大臣が辞職して、小泉農水大臣が誕生しましが、毎日話題でますね!取り組みの良し悪しはさておき、小泉さんやることなすこと注目されるのはスゴイと個人的には感じてます。
さて、話題の「5kg2000円台で米を店頭に並べる」ことですが僕的には勝手にしてくれって感じです。それでいて「適正価格を!」とか言っていますよね。正直なところ、5kg2000円台でも高いと思う家庭は高いと思います。
お米はほぼ毎日家庭で食べると思いますので、安ければ安いほど嬉しいはずです。だから、消費者としては「安い方」がいい気持ちもわかりますが、安ければいいってわけではないんです。かと言って、高すぎればいいってわけでもないですよね笑
だから、多くの人は「適正価格を!」と言うんです。
では、「適正価格って何」って話です。生産者の規模や経費によって利益が出る損益分岐点はそれぞれ違います。つまり、利益が出る分岐点ですね。

この「損益分岐点」が一律でない以上、「適正価格」というものを一つに決めることはできません。自由経済の仕組みでは、価格は需要と供給のバランスで決まり、そこにこそ競争や創意工夫の余地があります。行政が価格を定めたり、補助で価格を下支えするような構造は、一時的には効果があるかもしれませんが、生産者の競争力を削ぎ、市場の健全性を損なうリスクがあります。農業も市場原理の中で勝負していくべきというそうならざるを得ない時代になっていると思います。
だから、自由経済の仕組みに従うと、米が高騰してる要因は「米が少ない」ことですよね。需要はあるのに供給が追いつかない。
そしてですね、「米が足りないのは減反政策のせいだ!」とか「インバウンドがいっぱい来てるからだ!」とかありますが、そもそも戦後の農地改革が大きな影響をもたらしてるんですよね。GHQのマッカサーです。
地主制度を解体し、小規模な自作農を増やす方針を取った結果、現在の日本では小さい農家が圧倒的に多く、田んぼの区画も細かく分かれています。だから、効率が悪く生産コストが下がらない。
本来であれば、大規模化や集約化を進めてコストを下げる改革が必要なのに、それが進まないんですね。

株式会社や投資家などの大資本が入ることによって一気に変わると僕は思ってます。
小泉さん、秋田県湯沢市でお待ちしております。
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