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日本酒!

あっという間に霜月(11月)です。霜が降りてくる時期であることからつけられた呼び名と考えられているそうです。

もうお鍋やおでんが美味しい時期やってきましたね。日本酒🍶も一緒に飲むと止まりません。同時に、朝寒くて起きるのも辛い時期ですね〜ストーブのあのガソリンの匂いも好きな人は好きなはずです。


そんなこんなで本日の本題である「日本酒」についてです。


日本酒は、日本の伝統的な醸造酒として、長い歴史を持ちます。その歴史は、縄文時代にまで遡ると言われています。日本酒の魅力は、その深い味わいと多様性にあります。その多様性は、酒米の品種や酒造りの方法、そして酒米の栽培方法によって生まれています。もし、日本酒の歴史が気になる方がいましたら、↓のサイトへ行ってみてください。


そんな日本酒たちですが、様々な要因で味が変わります。筆者としては「お酒造りの仕方、酒米の品種、酒米品種の栽培方法」の3つが主かなと考えています。


まずは、お酒造りの種類から見ていきます。

1.生酛造り

生酛作りは、最も古典的な日本酒の製法の一つです。この方法では、自然に存在する乳酸菌を利用して、酵母の増殖を促進します。生酛の特徴は、低温でゆっくりとした発酵が行われることで、独特の深みとコクが生まれる点にあります。 そんな生酛作りは、江戸時代初期の17世紀に京都で発展した製法です。


2. 山廃酛造り

山廃酛作りは、生酛作りから派生した製法で、乳酸を外部から添加せず、自然に発生する乳酸菌によって酸を増やします。このため、酒母を作る過程が長く、約1ヶ月程度かかることが一般的です。この製法では、酵母の増殖が遅く、長期間の発酵が必要となります。この製法の名前「山廃」は、元々「生酛」の製法から「山卸し」(酸を増やす工程を省略すること)したことから名付けられました。

独特の酸味と旨味、そして複雑な香りが特徴となります。また、口当たりがしっかりとしており、深みのある風味が楽しめます。


3. 菩提酛 (ぼだいもと)

菩提酛は、日本最古の酒母と言われています。平安時代の文献にも記述があり、その起源は非常に古いとされています。菩提酛の製法は、麹、米、水を混ぜ合わせて自然発酵させる方法で、この方法で作られた酒は、独特の酸味と旨味が特徴です。また、「そやし水」という水があります。 そやし水は、酒母を作る際に使用する水のことを指します。この水は、酒母を作るための米や麹と一緒に、特定の場所で自然に発酵させることで得られます。酒造りに必要な酵母や乳酸菌などの微生物が豊富に含まれており、これを利用して酒母を作ります。


この他にも、お馴染み「純米酒や吟醸酒、純米大吟醸、濁り酒、古酒、生酒」もあります。

次に,酒米の品種です。

数多の種類があります笑

全部言えと言われたら、言えないです!

酒米の品種紹介の前に、、、品種によって個性があることをお伝えします。酒米の品種によって、「アミロースとアミロペクチン」の比率やタンパク質の量が異なります。アミロースとアミロペクチンは、酒米の主成分であるでんぷんの2つの構成要素です。

アミロース: この成分が多いと、酒はクリアでシャープな味わいになります。また、アミロースが多い酒米は、糖化しやすく、甘みが強い酒になりやすいです。山田錦や五百万石などの品種は、アミロースの含有量が多いため、甘みが強い酒になりやすいとされています。


アミロペクチン: この成分が多いと、酒はまろやかでコクのある味わいになります。雄町や美山錦は、アミロペクチンの含有量が多く、アミロースの含有量が相対的に少ないため、繊細な香りや旨味が特徴となります。


酒米の主成分であるでんぷんの2つの構成要素について話しているときにも品種が出てきましたが、ここで軽く紹介して次に行きますね。

1.山田錦

最も有名な酒米の一つで、特に大吟醸酒の製造によく使用されます。香りが高く、きめ細かい味わいが特徴です。酒米の王様とも呼ばれていますね

2.雄町(おまち):

古くからの品種で、山田錦の前身とも言われる。深い味わいと独特の香りが魅力。

3.五百万石(ごひゃくまんごく)

昭和初期に開発され、広い地域で栽培されています。バランスの良い味わいが特徴。

4.亀の尾(かめのお)

明治時代に開発された古い品種。まろやかな味わいと落ち着いた香りが特徴。

5.美山錦(みやまにしき):

山田錦と同じく、香りが高く、上品な味わいが得られる酒米。

6.八反錦(はったんにしき)

広島県で開発され、酸味と旨味が強い特徴的な日本酒を生み出します。

7.愛山(あいやま)

新しい品種の中でも特に注目されており、フルーティな香りと綺麗な味わいが特徴。

8.彗星(すいせい)

北海道産の酒米で、大粒で耐寒性が高く、質の高い酒米として知られています。

これら意外にも、栽培が難しく一時的に使われることが少なくなったものもあります、しかし、栽培技術の進歩により復活した酒米もいます。長野県の金紋錦(きんもんにしき)などはそうですね!現在では「信州の幻の酒米」として知られています。


最後に、酒米の栽培方法についてです。

主に3種類かなと。

肥料農薬を使用した慣行栽培

堆肥、完全無農薬である有機栽培

農薬肥料なしである自然栽培


これらで作られたものは、全て味が違います。そのため、当然ながら、土壌の状態や肥料の種類、使用量、そして栽培方法に「酒米の品質や風味」が、大きく影響されます。

↑酒米でも日本酒でもないです!ビールもお酒の仲間ということで載せてます笑

やっぱり、食べ物とお酒のツーショットは相性がいいな〜


こんな豪語してますが、僕もまだまだ未熟です。飲んだだけで「品種や酒造りの方法」を当てることはできません笑

まだまだ飲まないといけないですね!

読んでくださった方々は、わかると思いますが、めちゃめちゃ深い世界です。飲むグラスによってもほんのり味が変わると思います。

深過ぎてわからんくらいがちょうどいいかもですね!そんなときは、楽しく酔っ払いましょう🥴


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