2025年の米栽培が本格的になってきた
- hatadesu88
- 6 日前
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本格的に2025年の米作りも始まってきましたね。田植え前の醍醐味である、代掻きもあちこちで始まりました。

少しずつ忙しくなるのは4月からですが、本格的に忙しくなるのは4月中旬くらいです。それから1ヶ月くらいで田植えになります。長いようで短い期間です。だから、その期間に多くの人手が必要となるわけです。
種蒔きして苗作りして、田んぼ掘って、水入れて、粗掻きして仕上げの代掻き。言うのは簡単なんですが、どれもスピード出してできるものでもないんです!特に代掻きなんて、ほんとに進まないです(笑)田植えの方が追いついちゃいます。
一方、最近話題の節水では、田んぼ掘って整地して播種です。ほんとに切羽詰まってましたら1日で播種までできます。午前掘って整地して午後から播種するって感じですかね。そして、播種後に鎮圧していきます。その後すぐに、除草剤散布する方もいれば、10日くらい置いて散布する人もいます。
どっちの栽培方法が手間かからないの?と質問されたら、僕は後者ですね。苗作りとか畦畔塗りもいらないですからね。
まずは王道、田植えから説明します。田んぼ掘り→粗掻き→代掻きです。粗掻きを飛ばして1発で仕上げる人もいますが、これが王道かもしれません。均等に仕上げないと後で田植えが大変になりますからね笑

続いては、節水型の乾田直播。こちらは一気に播種まで進んでいくスピード感が魅力です。3反40〜45分で播種できます。圃場の調子いいと30分くらいかなと。僕らは播種の人、鎮圧の人、2人でやってます。だから、2人で種籾肥料の補充をしてます。




こうして比較してみると、同じ“米作り”でもやり方次第で全然違う世界が広がってますよね。
どちらのやり方が正しいとかは個人的にはないと思っています。自分らはどこを目指すのか。目指す部分でホントにやり方が変わってきます。ずっと言っていますが、僕は、圧倒的省力化と低コストです。
まして、「農業やる人いない、農地は余ってくる」状況は続きます。
当然、1人あたりの面積は増やさないといけないですし、農地の淘汰も進んできます。
僕は圧倒的省力化と低コストですが、いい圃場を集め収量ガッツリ取ったり最高級の美味しさを求めた米を栽培したりしてもいいと思います。
どのやり方にしろ、低コストは別にして、省力化は共通の課題になるかなと思います。
それとですね、節水型やってて思いますが、今年のような天候不順ですと、ほんとに作業が進みません。やりながら考えていくしかないです。多少天候悪くても、移植ならなんとかできます。だから、組み合わせてやるしかないですよね。って言っても、代掻きまで持ってく作業まで天候不順だったら作業進まないの同じなんだよな〜ここら辺は、僕らが実際にやったことを後々紹介しますね。
2025年、春先の天候を見る限り、豊作というのは予想しずらいですが、良い意味での期待を裏切られるように祈りましょ!🙏
あ!もしかしたら、節水型の方がやること多いじゃん!って写真と文章見て感じたかもしれません。苗作りの手間暇や畦畔作りを考えたら、春作業は楽です。今度は節水に特化した投稿しますね。
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