農業って選ばれた職業だと思う
4月から本格的に農業やり始めて半年が経ちそうです。振り返ってみると、やっぱり農業なんだなーって感じです。特に土地利用型だから余計にそう思うのかもしれません。そんなこんなで1ヶ月後と言えば、初雪どころかちゃんと雪降っているかもですね笑
早いなー
ということで今日は感じてることを淡々と書いていく随筆にしてみます。頭の中で考えてることを羅列していく感じです。理由は、それの方が今回のタイトルは良さそうだからですね!
何やってるの?と聞かれたとき「農業やってます」って答えると9割近くの人はこう言う。「え!大変だね〜しかも休みもないでしょ」と。

↑今、絶賛豆の刈り取り中です。
僕は、12〜2月くらいまではもうほぼ休みみたいなもんですよと答えるが、それでも大変だよと言ってくるのだ。確かに、言われてみれば「世の多数」と休みは違うかもしれない。それを大変と言う理由もわかる。冬期間という限定された期間でもあるからね!そうすると何が起きるかというと、友達と予定合わなかったり女の子とのデートが行けなかったりするのだ。農業やってる人同士でしか合流がなくなる可能性だってある。そうなってしまうと視野が狭くなってしまう。
まして、夏期間に土日休む報告をすると、遊びに行くという感覚でいるのが農家。特に、土地利用型は4〜10月の半年が勝負なので休みなしでやらなければいけない理由はわかる。その感覚は取らないといけないだろう。と思っている。いつまで経っても変化しない。僕が言っているのは、休みたいではなく、休むためにどんどん効率をあげていこうと言う話なのだ。けど、雨が続くのに土日も休みという訳にはいかない。しかし、雨の日は休みね!と言われても家族やデートの予定が組みにくい。だから、農家が独身の人が多い理由もあるのかも。若くて結婚してる人の話を聞くと、農業をやる前に結婚してる感じだったなー

↑夏の夕日と稲のベストショット(個人的に)
だから、農業はチャンスなのだ。現代の人が求める休みとマッチしないからやる人がいないというよりは選ばれる職業になりにくいとも言える。繰り返す。だから、農業はチャンスだと思う。やる人がいないとなったらライバル相手もいない。
さてさて、農家と話していると長くやったら良いと評価する人がいるが、それはもう固定概念だと僕は思う。経験上からも。オラなんて朝から晩まで働いてるいるよと笑。
それでいて体調を壊すなんてプロとしてもっと最悪なことだ。「休むときは休む」というメリハリをつけた方が絶対に効率も良くなる。
まあ、僕自身が精神論、根性論が嫌いなこともあるけど笑
効率を良くするためには、機械力も絶対に必要。それにプラスしてデジタル化。やることだらけかもしれないが、まだまだ成長の余地があるってことかなと。また、農業従事者が減少ではなくえげつない量で減ることも予想されている。ということは、上記でも述べているがチャンスなのだ。
最後に。土地利用型スタイルをやる場合、これからを担う20代30代を考えると人集めは苦労するだろうと思う。一言でまとめると、冬までの半年の短期決戦だからですね。現代の若者スタイルにはなかなか合わない。社長がよほどのカリスマがあるか待遇がいいかなどなど。他の会社では当たり前のことかもしれないが、農業にとっては当たり前ではないことをやっていかなければ現状は打破できないと感じる。それも含めて面白さというかポテンシャルがある。
僕個人としては今は世代交代時期も含め転換期も感じている。楽しもう。

↑今年20歳の子です。いい笑顔です!笑
久しぶりに淡々と話してみましたけどこれもこれで悪くないですね!農業はポテンシャルしかないと思っています。だから、自分の思うことを言って共感してもらったり他の意見を聞いたりしてポテンシャル度合いをどんどん上げていきたいですね。
来年の構想もざっくりであるが出来上がってきてるのでより良くするために自分ができることを日々精進していきたいと思います。
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