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肥料と堆肥

2月9日、「三関せり収穫体験」のときに堆肥も扱っていました。そこで話に出てきた「EM菌」。一時期スゴい話題になってましたね!しかし、「EM菌」は「農学でも科学」でもなく「宗教と社会」の分類の論文に乗っています。2009年です。これがURLですね→ https://doi.org/10.20594/religionandsociety.15.0_91


なんで信じるのか。圧倒的な勉強不足だからだと僕は思います。知識があったら、間違いません。

そして、「微生物」たちが活発に活動してできる「堆肥」。逆かな〜堆肥によって微生物たちが活発になるのかな?笑すなわち、両方のプロセスが相互に関連してるってことですね!それに打って変わって、僕が人類の最高の発明の1つだと思っている「肥料」について話していきます!自分も全て網羅してるわけではないです。そのため、持ってる知識を思う存分書きたいと思います。「土」絡んでくると、勉強すればするほどわからなくなっちゃいます。深すぎます笑


そんなわけで「堆肥と肥料」の決定的な違いは何か。「無機質か有機質か」だと筆者は思います。この2つの違いは、「分解速度」です。有機物は、ゆっくり。無機質たちは、早い。

しかしです。結果的には、「無機質」になって畑に栄養が渡ります。言い換えると、有機質も結局は無機質になり、その過程を省いたのが、無機質の肥料ということです。そして、微生物🦠たちの頑張りによって、有機質肥料が分解されていきます。無機質になる理由は、植物が吸収可能な無機栄養素にしたいからですね!このプロセスを「養分循環」と言います。土壌の健康を維持して、植物の成長を支える持続可能な方法と言われています。しかし、180年間肥料を与えている土で小麦も作られている事実もあります。


あれ?では、「有機物って本当にいいの?」と思うかもしれません。「生物多様性の面」をみると肥料よりはかなり優れています。

また、なんとなく「堆肥」を使うと「環境」にも良いと感じる人もいます。有機栽培全般における話ですね。これまた、難しいところで、どの環境に目を向けるかで「環境に良い!」とは言えないんです。確かに、化学肥料ではなく有機質肥料を使うと温室効果ガス削減にはなります。しかし、「無農薬」にしたからといって削減できるわけではありません。むしろ温室効果ガスが増えます。なぜなら、収量低下による規模拡大や中耕除草によるエネルギー消費が増えるからですね!


だから、僕は「堆肥がいい!」とか「肥料が悪い!」なんて思いません。むしろ、両方を使いたいです。肥料農薬を使う慣行農業があるから、堆肥だったり無農薬だったりする有機農業ができるとも僕は考えています。そのため、大規模にやって食料増産する法人や個人も絶対に必要です。


ここで少しだけ話脱線しますが、「農薬肥料除草剤なし」の究極の農作物作りも筆者取り組んでいます。なんかわからないんですけど、面白いんです!これも大規模にやってくれる人がいるからできる品物です。

↑チンゲンサイですね笑


最後に、肥料ができて「人口増加」ができました。そして、世界は発展していきました。肥料は、人類において活気的な発明の1つだと僕は感じます。


それと、もう1つだけ。「堆肥、肥料」どちらも使い過ぎは良くないです。適切に使うこと!科学に基づき、たまには自然に従い、農作物を作っていくのが面白さでもあると筆者は考えています。


ということで、「肥料と堆肥」の話でした。

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