米の高騰に一喜一憂してはいけない
- hatadesu88
- 3月28日
- 読了時間: 3分
スーパーのお米が過去最高値になった!などと米が高い高いと煽られています。しかし、それは消費者の感情であって、農業やってる人はやっとの思いです。
確かに、米はほぼ毎日食べるものなので高いと嫌な理由もわかります。けど、これからも国産のお米を食べたいなら持続していけるようにしっかりとしてた値段で払うことが大事だと僕は思います。それと、30年間くらいデフレだった日本は、物価が上がり続けるインフレに対応できてないのもあるかもですね。
米だけが高くなったわけではないのに、米だけが目立って“高騰”と報道される。農産物は高くなっちゃダメなのか!と僕は思います。

そんな米は、天候不順による収量の減少や輸入の影響などと毎年の米価は変化します。相場でやってる人はドキドキですよね。爆上がりすることもあれば爆下がりの可能性もあります。これが面白さでもありますよね!
しかし、お米は多くの家庭では毎日食卓に上がる主食です。そのため、急激な価格変動はやめて欲しいと感じると思います。だからこそ、「米の値段が上がった」「今年は下がった」といった話題に多くの人が関心を持ち、一喜一憂してしまうのかもしれません。理由もわからなくないです。
では、どーすればいいの?と感じると思います。僕の案は、「生産者と直接繋がる」ですね。値段云々より「安心感」を買うことができます。ただの“購入者”ではなく、“ファン”になってくれるかもしれません。
農家とつながり、応援する。そんな関係が築けると、お米の価値はもっと多面的に見えてくるはずです。
気づいてる人もいるかもしれませんが、市場の「米価」と、私たち一人一人が提供する「お米の価値」は、必ずしも一致していないのです。
これからの時代は、単に価格競争に巻き込まれるのではなく、「誰に届けるか」「どう伝えるか」がより大切になってくるかなと。
消費者との距離が近くなった今だからこそ、米作る楽しさ大変さ、どんな価値を持っているのかを、しっかりと伝えていくことができます。

最後に。お米はほぼ毎日の食卓に欠かせない存在です。だからこそ、価格が注目されるのも当然のことです。ですが、それを「ただの値段の話」で終わらせずに、「このお米を届けたい」「この価値を感じてほしい」というところまで昇華させていくことが、これからの農業に必要な姿勢ではないかと思っています。全部、集荷業者などに卸す時代でもないですね!価値を伝え、共感してもらいながら買っていただく。そんな関係性を築ける農業スタイルも今後はより増えていきます。SNSの発展も含めてですね!
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