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米ができるまで

さて、あちこちで米の収穫が始まりました。9月下旬か10月頭に農水省から作況指数も出てます。おそらく100割ると僕は思います。98〜96かなと。


そんな米ですが、意外と製品ができ上がる手順を知らない人って多いんじゃないかなってふと感じました。農業やったことない友達と話して感じたことですね。その子は、稲を刈り取って精米すると「白米」になると思ってたそうです。それならどれほど楽なことか笑

値段ももっと安くなるかなと。


ではついでに、少し話ズレますが米の値段のお話もします。一昨日のスーパーでの「茨城県産あきたこまち」5kg税込約3218円。精米はしてますが、kg640円の計算です。やまだアグリは玄米で15kg6000円。相場が出てないときは高いと言われてましたが相場が出てスーパーにもで回ると少し安いのがバレますね!kg=400円です。30kg購入したとして12000円。自分で精米したとしても12300円。スーパーで同じ量購入したら19038円です。


遠方の方も送料はありますがやまだアグリから購入した方が安く抑えることができるかもですね!


そんなこんなで少し話ズレましたが、ここからやっとタイトルである「米ができるまで」です。


僕の友達みたいに刈り取ってそのまま精米すれば食べられる!って思ってる人は多いのではないかなと勝手に思っています。刈り取ってからが少し大変なんですよね〜


まずは、稲刈り機(コンバイン)の準備からスタートします。刈り取った稲は機械で同時に脱穀され、すぐに籾(もみ)として収穫されます。脱穀とは、穀物を収穫した後に、穀粒をその穂や茎から切り離す作業のことです。もっと簡単に言うと、籾にする作業と言えばいいかもしれません。


刈り取った籾を今度は乾燥機にかけて、水分を飛ばします。籾が乾燥しすぎると割れてしまいます。逆に水分が多いと保存が効かないです。機械調整できるので便利ですよね〜


その後は「籾摺り」という作業に移ります。籾殻を取り除き、玄米に仕上げる工程です。この段階で、ようやく玄米が出来上がります。


この玄米の段階で食べる人もいますが、多くの人は精米して白米に仕上げます。お米の味わいや栄養価は、精米の仕方で変わるので、お好みに合わせて精米の度合いを調整します。もし栄養価を気にするなら、玄米の方が栄養価が高くなります。玄米→白米にするときに出てくる「ぬか」が栄養豊富なんです。ちょっと難しい言葉を使うと白米は胚乳部分だけなんです。今度説明します。


ということで精米されたお米を袋に詰めたら、いよいよ新米の完成です。業者にはフレコンという大きい袋にいれて出荷もします。


お米だけでも十分おいしいですが、シンプルに塩をふったおにぎりにするのもおすすめです。めちゃめちゃ美味しいです。何個でも食べてしまうことができちゃうんです。

↑新米食してます。🧂🍙めちゃうまかった!


稲刈りから新米の完成までたくさんの工程と手間がかかっていますが、上記でも述べた「刈り取りしてそのまま精米すると白米できる」なんて世界が実現したら最高ですよね〜


新米いつでもお待まちしておりますので是非いらっしゃいです!


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