天気の世界
東京にいる筆者は、遂に衣替えシーズンに突入しました!自信満々に言っていますが、多くの人も突入したと思います笑
温度が一気に下がりましたね〜4日水曜日なんかは最高22度で、5日木曜日は最高28度で少し暑く、本日6日は25度です。24〜25度くらいが秋の気温ですね。秋本番!それにしても水曜日はいい雨降ったなーっと感じてます。しかし、農作業してると熱くなるんだよな〜では、なぜ、気温は変化するのか。はたまた、温度が1年中似たり寄ったり似たり寄ったりの地域もあります。何が影響しているのか。追っていきたいと思います。
まず、気温の変動は主に「太陽エネルギー」の受け取り量によって決まります。太陽の高い位置と長い日照時間は、地表を温め、気温を上昇させます。逆に、太陽の低い位置と短い日照時間は、気温の低下を引き起こします。また、高気圧と低気圧のエリアは、それぞれ晴れた天気と冷たい天気をもたらし、これにより気温が変動します。さらに、風と大気の循環も気温に影響を与え、暖かい空気と冷たい空気の移動によって地域の気温を変化させます。
気温の変化があると、季節を感じます。日本では現在、秋ですね。こんだけハッキリ四季がある国は、珍しいと個人的に思います。この四季の変化は「地球の傾き」によって引き起こされます。地球が太陽の周りを回転すると、太陽の光の角度と強度が変わり、季節の温度変動が生じます。春(3月から5月)と秋(9月から11月)は、太陽の位置が中間的で、比較的温暖で過ごしやすい気候が特徴です。夏(6月から8月)は、日本が太陽に向かって傾いているため、直射日光が多く、気温が上昇します。冬(12月から2月)は、日本が太陽から離れて傾いているため、太陽の光の角度が低く、気温が下がります。
↑秋田県湯沢市犬っこ祭りです。2月です。
また、日本は海に囲まれているため、海洋の影響も受けるのが特徴です。そのため、季節の変化がはっきりと表れます。夏は梅雨と太平洋高気圧の影響で湿度が高く、冬はシベリア高気圧の影響で寒く乾燥した気候になります。これらの要因が組み合わさって、日本に四季の変化をもたらしています。四季が明確に感じられるのは、主に中緯度地域(約30度〜60度の緯度)です。中緯度地域では、地球の傾きによって太陽の角度が大きく変わり、季節の温度変動がはっきりとします。低緯度地域(赤道付近)では、太陽の位置が年間を通じてあまり変化しないため、気温の変動が少なく、四季の変化が不明瞭なのです。高緯度地域(極地近く)では、夏は太陽が低い位置にあり、冬はほとんど或いは完全に太陽が見えないため、極端な気温の変動がありますが、四季の変化は不明瞭な可能性が高いです。緯度と聞いたら、経度も気になると思います。「緯度と経度」ってペアみたいですよね。そんな経度は、季節の変化に直接的な影響は与えませんが、「地域の気候」に影響を与えることがあります。例えば、大陸の内部と海岸地域とでは気候が異なり、これが季節の変化の感じ方に影響を与えることがあります。
季節を感じるのは、気温だけではありません。天気の変動もありますよね!そんな天気の変動は、前線の通過や気圧系の移動によって主に引き起こされます。温暖前線や寒冷前線の通過は、気温を急激に変化させることもあります。寒冷前線が通過すると、冷たい空気が流れ込み、気温が下がります。温暖前線が通過すると、暖かい空気が流れ込み、気温が上昇します。暖かい空気と冷たい空気の交互により、雲の形成と降雨を引き起こします。また、高気圧エリアは晴れた天気を、低気圧エリアは雨や雪をもたらし、これにより天気が日々変わります。
天気と聞けば、「晴れ、雨、曇り」の種類があります。曇りや雨の日には太陽の光が直接地面に届かないため、地表の温度はそれほど上昇しません。雲は太陽の光を反射し、雨は地表の熱を吸収して気化します。これらのプロセスにより、地表の温度を低く保ちます。地表からの蒸発が増加し、これは気化冷却と呼ばれるプロセスを通じて地表の温度をさらに低く保ちます。気化を簡単に説明すると、「水が水蒸気に変わること」です。
しかし、曇りや雨が続いた後に「晴れ」が来ると、状況が変わります。晴れた日には雲が少なく、太陽の光が直接地面に届きます。これにより、地表が温まり、その結果として気温が上昇します。特に、太陽の光が直接地面に届くと、地表は熱を吸収し、この熱はその後周囲の空気を温めます。日照時間が増加すると、その効果はさらに強まります。日照時間が長いほど、地表が受ける太陽エネルギーの量も増加し、気温がさらに上昇します。これが、「晴れ」の現象ですね。
また、晴れた日の夜は気温が急速に低下する可能性があります。晴れた日の方が、夜寒いなんてことあるはずです。理由はですね、「放射冷却」が増加するからなんですね。これは、地表が夜間に熱を放射し、その熱が宇宙空間に放出されるプロセスです。雲があると、放射冷却は雲によって遮られ、地表の冷却は減少します。つまり、晴れの日の雲がないときは、雲に遮られることが少ないんです。気づいたかもしれませんが、雲は「地表から放射される熱を反射し、地球の表面に戻す能力」があります。これらの要因により、雲がない夜は地表が熱を効率的に放射し、宇宙空間に放出することができ、気温は急速に低下します。しかし、雲がある夜は、雲が地表からの熱放射を反射および吸収し、地表の冷却を遅らせ、気温を比較的高く保ちます。
実は実は、「地形」も天気に大きな影響を与えます。「山や丘は天気が変わりやすい」と聞いたことがあると思います。そんな山や丘は、空気流の障壁となり、空気を迫って上昇させ、雲を形成し、降雨を引き起こします。また、山の風下側は「降雨陰影効果」により乾燥し、これにより地域の天気パターンが異なります。地形の影響により、天気は地域ごとに異なる特徴を示すことがあります。風下ではなく、風向き側(風上側)では、空気が上昇し冷却されて雨が降りますが、風が山を越えて下降し始めると、空気は再び温まり、雨雲が消散します。これにより、山の風下側は乾燥します。このことを「降雨陰影」と呼びます。また、温度の違い、高地と低地の温度差は、上昇気流や下降気流を作り出し、これが雲や降雨の生成に影響を与えます。
↑八ヶ岳をバックにした写真です笑
真ん中にいるサングラス🕶が筆者です。
やっぱり、山付近だと天気変わりやすいです。
そう思うと、天気って複雑なプロセスと多くの要因によって形成されてると言えますよね。僕は、完全に理解することは出来なさそうです笑
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