大規模化の良し悪し
始めに、余談させてください。
2日前、2泊3日で、小学生の野外活動体験のスタッフをしてきました。僕も体力ある方だと思いますが、「子供たち体力お化け」だと感じました。もちろん、「食事」があります。男女問わずスゴい食べます。見てる方が気持ちいいです!そのときですね、「ホットドックやサンドイッチ」といった米ではない食事も出るわけです。とある子供がですね、「苦手だなー」って言ってました。なんで〜?と聞くと、「ぼく、米がいいなー」と。
若者のコメの消費が減少していると謳われている中、個人的には嬉しい話です。「米を食べるのがいい、米以外の主食を食べるのが悪い」わけではありません。しかし、日本の風土を見ると「米」が適地です。日本は、日照時間が長いし水が豊富です。これは言わさてください。
日本の米って美味しんです!
そんな稲の1年についてお話しします。
3月4月に、稲の種まきが始まります。稲の苗を育てるための温室や苗床が準備されます。
5月中旬くらいから、稲の苗が十分に成長すると、田んぼへの移植が始まります。6月〜8月は、水見回りや肥料だったり農薬だったり草刈りといった農作物と農地管理です。9月中頃〜下旬前に稲刈りスタートです。規模にもよりますが、期間は大体1ヶ月ですね。やまだアグリサービスでは、稲作と大豆をやっているので、稲刈りの後は大豆狩りです。大豆狩りは雪が降るか否かとの瀬戸際の戦いです笑
お待たせしました。やっとタイトルである大規模化のメリットデメリットを筆者なりの意見でまとめます。
米や小麦、大豆は、「規模の経済」と言われますが、僕自身思う最大のメリットは、柴田社長もよく言っている「冒険できる」だと思います。言い換えると、実験や挑戦ですね。「実験区画」を設けて新しい技術や手法を試すことが可能になり、通常数年かかる改良を1年以内に進める可能性があります。
冒険できる以外にも、生産性が上がり効率良く生産できることが挙げられます。規模の経済を利用して種子や肥料の購入コストを削減します。また、多種多様な作物や畜産を組み合わせることでリスク分散することも可能です。
しかし、大規模化が正義とも思いません。大規模化には大きな初期投資が必要で、機械化や労働力の確保など、大規模な農場を運営するためのコストは少なくありません。また、大規模な農場を管理するためには、作物管理、病害虫管理、労働力の管理など、小規模よりキツいことはあります。と言っていますが、僕は自動化機械化を進めて1人で100ha、200haできるようにしたいです。
では、もし、来年の挑戦したいことを聞かれたら、「田植えの時期を少し遅らせること」ですね。そして、筆者の理想は、大規模化しながら多角化です。ホールディングスの考えに近いかもですね。
今回は、次回のタイトルを紹介して締めるという、筆者にしては、珍しい締め方です。次回「エネルギー自給」というタイトルでお話ししたいと思います。
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